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今さら聞けない!アクティブ投信選び方の基準とは?

投資
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アクティブ投信でそもそも何?選び方とかあるの?という方に必見の内容です。

どのような仕組みで何を基準に選べばよいのかということを丁寧に解説していきます。

そもそもアクティブ投信とは?

アクティブ投信とはファンドマネジャーと呼ばれる人々が、自分たちの裁量で投資を行っている投資信託のことです。

ファンドマネジャーとはアクティブ投信を運用している人の役職名で、この人の判断によって株の売り買いが行われています。

そして、ファンドマネジャーの人たちは、基本的にはTOPIXなどの指数を上回るパフォーマンスを上げることを目標にしています。

例えば、TOPIXが1%上昇したらそれ以上の上昇を目指し、TOPIXが1%下落したらそれ以下の下落にとどまることを目指しており、確実に儲けることを目指しているわけではありません。

(そもそもTOPIXってなに??という方は、他サイトですがこちらをご覧ください。)

 

よく勘違いされるのが、アクティブ投信は常にプラスの収益を目指しているため、マイナス収益になると調子が悪いという論調。

株式運用を行っている以上、下落する局面があるのは避けようがないことなので、そのファンドの下落率だけ見るのはお門違いです。

ファンドの騰落率だけを見て、「最近このファンドの成績悪いなぁ、、」とか思っているのは何も分かっていない証拠。

ファンドの優劣を測るには、そのファンドが目標としている指数を上回っているかをしっかりと確認する必要があるでしょう。

ただ、下落時にもプラスの収益を目指すファンド(絶対収益追求ファンドなどの名称)というのもあるため、指数を上回ることを目標にしているアクティブ投信だけじゃないことも覚えておく必要があるでしょう。

具体例

例えば、日本で一番有名であるアクティブ投信の「ひふみ投信」の運用成績を見てみましょう。

2019年2月度の運用レポート(公式サイトはこちら)をまとめてみたものが下の図になります。

1ヶ月半年1年3年設定来
ひふみ投信4.8%-11.0%-11.4%48.6%355.2%
TOPIX2.6%-6.4%-7.1%32.2%82.5%
2.2%-4.6%-4.3%16.4%272.7%

この図を見ると、3年や設定来において目標としているTOPIXから大きく上回っていることが分かります。

特に設定来の運用成績というのは素晴らしく、TOPIXに対して272.7%も上回っていることは驚異的なパフォーマンスと言え、人気のアクティブ投信というのも納得です。

(2008年の9月に設定されているみたいなので、設定来というと10年くらいですね。)

 

ただ、半年や1年の運用成績というのはTOPIXを下回っているのに加えて、収益もマイナスとなっています。

つまり、半年・1年前にひふみ投信に投資をした人は、損失が発生していることに加え、TOPIXにも負けているということになります。

短期的に運用をしたがる人というのは、これをもってファンドの解約をするということもあるのでしょうが、短期的に運用をしたいという方はそもそも投資信託には向いていません。

5年・10年と長期保有し、下落時に買い増していくというのが投資信託の本来の姿ですから、短期的に損失が出ていたとしても、損切りをするべきではありません。

そういう意味ではこの「ひふみ投信」は3年でTOPIXを上回り、かつ48.6%もの運用成績を上げているので、長期投資が正解というのが分かると思います。

 

ただ、自分が納得していない投資信託に投資をすると、損失が発生しているときに損切りをしてしまいたくなるものです。

そのため、最初に投資をする入り口というのが非常に重要になります。

その意味のない損切を防ぐためにも、これから書くアクティブ投信選びの基準というのを参考にしてみて下さい。

アクティブ投信選びの基準とは?

運用成績の推移

先ほど紹介した運用成績が目標とする指数を上回っているかを確認します。

アクティブ投信が紹介されているページに行けば、先ほど書いたように過去半年・1年・3年などの期間で、目標としている指数を上回っているかどうかを見ることが可能です。

 

投資したいファンドがもし目標とする指数に勝っていなければ、指数に連動するパッシブ投信に投資をした方が良いに決まっていますよね。

指数に連動するパッシブ投信というのは、アクティブ投信と比べて費用が安いものがほとんどです。

そのパッシブ投信に勝てないアクティブ投信に投資をする意味は全くないので、過去の推移を見て指数に勝てるファンドがどうかを見極める必要があります。

口コミを見て、「1年で~%儲かっているからオススメ!」とかを見たとしても、指数対比での評価となっているか、もっと長い期間でどうなっているのかを自分の目で確かめるのが良いですよ。

ちなみにパッシブ投信にもファンドマネジャーはいて、TOPIXのような指数に完全に連動することを目標にしています。「完全に」なので、上回ることも下回ることも許されないということですね。

投資哲学

アクティブ投信はファンドマネジャーの裁量で投資を行っていますが、基本的には何らかの「投資哲学」に基づいて投資を行っています。

「投資哲学」というと、非常にあいまいで分かりづらいので、具体的にどのようなものなのかということを見ていきましょう。

コモンズ30ファンドの場合

コモンズ投信が運用している「コモンズ30ファンド」は、財務情報は当然のこととして、企業の「見えない価値」を重視するという投資哲学です。

コモンズ30ファンドでは、その財務情報や、「見えない価値」を判断するために、「5つの軸」を定めたうえで投資先企業の選定を評価を行っています。

【見える価値】

  • 収益力
    営業利益率、ROEなどの財務的価値に優れ、長期的な成長または安定が見込まれる。配当などの資本政策が明確である。

【見えない価値】= 非財務情報

  • 競争力
    競争力の源泉を理解し、その強さを支えるビジネスモデルを磨き続けている。技術やサービスの開発、市場の開拓にも積極的に取り組んでいる。
  • 経営力
    経営トップが長期的な企業価値向上に対する意識が高く、それを支える持続的な経営体制の高度化に取り組み、社外取締役、株主など外部からの知見も経営に反映している。
  • 対話力
    顧客、社員、取引先、株主、社会などステークホルダーとの対話姿勢を重視している。対話を通じた持続的な価値創造に取り組んでいる。
  • 企業文化
    明確に定義された企業理念・価値観を組織内に共有し、浸透させることで具体的な行動に結び付けている。企業文化が、組織横断的な横串となり組織力を高めている。

公式サイトから引用)

 

そしてこれらのフィルタを通したうえで、「コモンズ30ファンド」の名の通り30社に厳選して投資を行っています。

運用レポートの中で個別の企業について詳細に紹介されているので、この投信がどのような点に着目して投資を行っているのかを知ることが出来ますよ。

また、動画での月次報告も行われているため、個人投資家でも毎月運用状況についての細かい説明を受けることが可能で、投資哲学に揺らぎがない確認することが出来ます。

 

ここまで「コモンズ30ファンド」の投資哲学について説明してきましたが、このサイトでこのファンドを特別おすすめしているというわけではありません。

世の中のアクティブ投信はこのファンドのように様々な投資哲学を持って投資を行っているということを知っていただくために例に使わせてもらいました。

 

投資哲学について長々と述べてきましたが、それはアクティブ投信に投資を行う上で、投資哲学の重要性を知ってもらいたかったからです。

投資哲学に共感出来ないまま投資を行ってしまうと、下落時に投資を続けていることを不安に思ってしまい、つい損切りをしてしまいたくなります。

そんなことを繰り返していれば、自分の資産を減らしていくだけで資産運用をする意味というものがなくなります。

自分が投資哲学に共感し、納得したアクティブ投信であれば、下落時にも損切りをせずに投資を続けることが出来るでしょう。

そのことによって、長期的に自分の資産が増えていくということに繋がることになるはずです。

もちろん、いくら良い投資哲学だとしても結果を出していなければ意味がありません。そのためにも最初に書いた運用成績のチェックは必ず行いましょう。

費用

ここまで、運用成績と投資哲学について説明しましたが、投資を行う上で費用が高ければ意味がありません。

アクティブ投信にかかる費用というのは大きく分けて三つあります。

 

一つ目が、投信の購入時に必要となる、購入時手数料です。

これはアクティブ投信を購入するときに必要となるもので、無料なものもあればある程度の額が必要となるものまで様々です。

二つ目が、投信の保有時に必要となる、信託報酬です

信託報酬は、ほぼすべてのアクティブ投信に必要になるもので、1%~3%くらいのものまで様々です。

保有時に必要となるものなので、投資信託を持っているだけで、この信託報酬というのは年に一回くらいの頻度で引かれていきます。

例えば、信託報酬1%の投資信託を100万円保有していれば、年に1万円信託報酬として引かれるということになります。

三つ目が、投信の解約時に必要となる解約手数料です。

こちらも読んで字のごとく、解約時に必要となる手数料です。

 

これら費用については、安ければ安いほど良いです。

運用成績・投資哲学の二つに納得したもので費用が安ければ迷わず投資を行ってよいと思いますよ。

ただ、この場合も相対的に費用の比較をする必要があります。

いくらファンドの紹介ページで安いとうたわれているファンドでも、他のファンドと比較して本当に安いのかを確認する必要がありますよ。

まとめ

ということでアクティブ投信の選び方の基準について説明しました。

運用成績・投資哲学・費用に注目して、様々なアクティブ投信を探してみて下さい!

アクティブ投信について面白い記事が書かれている「東証まね部」という別サイトもあるので、良ければそちらもご覧ください。


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